中堅クラスの17春闘・超大手を約300円上回る――平均1300円台へ

 金属労協(JCM・相原康伸議長)の17春闘集中回答日(3月15日)とほぼ同時期に業界大手を含む中堅企業の回答も示され、本紙の単純集計によると、ベースアップを含む賃金引上げを行った110社の平均は1368円となった。前年(1283円)よりやや高い水準で推移しており、超大手クラスの賃上げ水準を300円ほど上回っている。前年と比較可能な同一企業の水準もだいたい同じ状況で、人手不足を背景に、労使が積極的交渉姿勢に傾いていることがうかがえる。

 

提供:労働新聞社

(2017年4月3日 更新)

 

一覧へ戻る