労働関連NEWS
育休・昇給停止は不利益扱い 年功賃金が原則と――大阪地裁
近畿大学の講師が育児休業を取得したために前年度12カ月間勤務という要件を満たさなくなり昇給を据え置かれたとして提起した裁判で、大阪地方裁判所は、育児・介護休業法で禁止する不利益取扱いに該当すると判決。年功賃金的な考え方に基づき昇給していた実態を重視し、一部でも勤務期間があるのに一切昇給させないのは...
在職老齢年金の見直しへ 高齢者雇用で意見――東商
東京商工会議所は、高齢者の活躍推進に向けた意見を取りまとめ、関係府省庁に提出。年金額を減額調整する在職老齢年金制度について、減額幅の縮小などを行い、就労意欲を引き出す制度に見直すよう訴えている。高齢者雇用を進めるうえで助成金・補助金の拡充を求める中小企業が多いことから、現行の助成金の予算額や支給額...