労働関連NEWS
配偶者手当は縮小・廃止を――厚労省報告案
厚生労働省は、多くの企業が支給している配偶者手当のあり方を見直すべきであるとする検討会報告書(案)を明らかにした。日本型雇用システムの形成とともに定着した配偶者手当だが、急速な少子高齢化社会に突入し、存在意義が後退していると強調。「就業調整」を防止して、女性の能力を発揮できる環境整備が求められると...
正社員男性のピーク44.3万円に――厚労省・雇用形態別賃金
平成27年賃金構造基本統計調査の雇用形態別集計によると、フルタイム勤務者の所定内給与のピークは、正社員男性が50~54歳44.3万円、非正社員男性が60~64歳24.6万円だった。20~24歳の水準と比べると、順に2.13倍、1.37倍であり、大きな格差が認められる。短時間労働者女性の時間給額は、...