福島原発で労災隠し 3次下請などを送検――富岡労基署

 福島・富岡労基署は福島第一原子力発電所で発生した労働災害について、労働者死傷病報告を遅滞なく提出しなかったとして、労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いでティーエステクノ(株)(福島県いわき市)と同社の代表取締役、共犯として2次下請の元作業所長をいわき区検に書類送検。廃炉工事で労災かくしが認められたため、同署は東京電力と廃炉工事の元請に対し、労災の情報が速やかに報告される仕組みについて協議するよう文書で指導。

 

提供:労働新聞社

(2019年7月29日 更新)

 

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