強制捜査で違法時間外発覚――一関労基署

 岩手・一関労働基準監督署(高橋友行署長)は、36協定で定めた時間数を超えて時間外労働をさせた道路貨物運送業の(株)ヤマキ産業運送(岩手県一関市)ならびに同社代表取締役と同社取締役の計1法人2人を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで盛岡地検一関支部に書類送検した。同社トラック運転者に1カ月当たり最大156時間の時間外労働をさせていた。行政指導後の改善報告に虚偽の記載をした疑いから強制捜査に踏み切り、法違反が明らかになっている。

 

提供:労働新聞社

(2015年12月21日 更新)

 

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