“産業全体底上げ”の考え共有――連合16春闘・中央討論集会

 連合は11月4、5の2日間、来春闘の要求に関する討論集会を開催した。14、15春闘で2年連続2%台の賃上げを獲得した流れを継続する基本スタンスの下、産業全体に2%程度の賃上げが行き渡るような要求を掲げる考え方を共有した。下請け等の労働者に十分光を当てきれていない大手の反省を込めた基準で、中小や非正規に厚い配分が実現するよう、親会社の労組として会社に公正取引の実現を求める。産業全体の底上げ・底支え、格差是正に寄与する要求を通じて、デフレ脱却・経済好循環に近付ける。

 

提供:労働新聞社

(2015年11月16日 更新)

 

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