健康経営 中小の実施率3割止まり――愛知経協・報告書まとめる

 愛知県経営者協会(清水順三会長)は、健康経営の実施状況と好事例をまとめた報告書を公表した。実態調査からは、経営トップが健康経営の優先順位を低位に設定していることや、人材や予算の不足など4つの課題が浮き彫りになっている。健康診断結果をはじめとした“今あるデータ”の活用も不十分とした。健康づくりに関する方針は、従業員数300人以上の企業では7割が定めているのに対し、299人以下では3割に留まり、中小企業での取組みの遅れも明らかである。

 

提供:労働新聞社

(2015年6月29日 更新)

 

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