パート時給 正社員の60~79%が最多――愛知経協

愛知県経営者協会(清水順三会長)は、「多様な人材の活用に関する実態調査」を取りまとめた。主に非正規社員の「働き方」と「処遇」の状況を探ったもので、仕事レベルと賃金水準が必ずしもリンクしていない実情が浮き彫りになった。とくにパートタイマーの時間当たりの基本給水準が、同等の業務を担う正社員と比べてかなり低かった。正社員の「60~79%の水準」が3割強と最も多く、高度な専門性などが求められる業務でも、「40~59%の水準」が過半数を占める。均等・均衡面での課題が大きいとし、処遇に関する先進事例の収集に乗り出す考えである。
提供:労働新聞社

(2014年6月16日 更新)

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