公共工事設計単価 実賃金への反映は未だ――全建総連・東京都連調べ

国交省が設計労務単価を大幅に引き上げたものの、建設労働者の賃金には依然反映されていない――全建総連東京都連合会(伊東昇執行委員長)の調べで明らかになったもので、「常用」1万5544円、「手間請」1万7055円、請負の一人親方1万8488円などが実態。年度内に2回引き上げられたうちの初回引き上げ時点の調査で、例えば大工の実賃金は、設計単価をおよそ6000円下回っている。新単価や1日当たり3400円の賃上げを求めることとしており、3月5日には東京都と業界団体に直接要請した。
提供:労働新聞社

(2014年3月17日 更新)

一覧へ戻る