トラック運送業 法違反事業場8割超――近畿6労働局が合同監督

近畿2府4県の労働局は、初めて合同で行ったトラック運送事業場に対する一斉監督結果をまとめた。労働法関連の違反を確認した事業場は8割を超え、改善基準告示に違反している事業場も5割以上と高率だった。割増賃金不払いや、最大拘束時間違反などがめだつ。監督対象は労働基準監督署に寄せられた相談のなかで、長時間労働を行っている疑いの強い事業場が中心。今後も随時、長時間労働を訴える相談に対して積極的に対処していく意向である。

提供:労働新聞社

(2014年11月25日 更新)

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