割増賃金/3年遡り220万円支払う 1日“3分”の着替で――草加市

 埼玉県草加市は過去3年間に遡り、粗大ごみの回収業務などに従事する職員47人に制服への着替え時間などに対する割増賃金計220万円を支払ったことを明らかにした。1日当たり3分間の賃金不払い残業が生じていたという。今年4月、春日部労働基準監督署から労働時間に関する指導票を交付され、実態調査を開始。調査の結果、始業前の着替えや運転者のアルコールチェックに関する「黙示の指示」の存在が発覚した。違法残業もあったとして、是正勧告も受けている。

 

提供:労働新聞社

(2025年10月14日)

 

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