賃金不払い・派遣会社長を逮捕 延べ73人1660万円――豊田労基署

 愛知・豊田労働基準監督署(石川真一署長)は、2カ月間にわたりベトナム人派遣労働者ら延べ73人の賃金計1668万円を支払わなかったとして、派遣元事業主の(株)ネクセル(愛知県豊田市)の代表取締役を労働基準法第24条(賃金の支払)違反の疑いで逮捕し、身柄を名古屋地検岡崎支部へ送検した。同労基署によると、被疑者が逃亡・証拠隠滅を図る恐れがあったため逮捕に踏み切った。不払い総額は、立件しなかったものも含めると、約7800万円に上るとみられている。

 

提供:労働新聞社

(2025年09月17日)

 

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