過去10年で最多の監督数に 通報も前年比倍増――技能実習・関東甲信越労働局
関東甲信越地方1都9県の労働局は、令和5年に実施した外国人技能実習生の受入れ事業場に対する監督指導状況を明らかにした。監督件数は2224件で、平成26年からの10年間で最多となった。背景の1つに、出入国管理機関からの通報の増加が挙げられる。令和5年は前年比1.9倍となる596件の通報が寄せられた。通報があった事業場には、監督指導などを通じて是正を図っている。違反率は74.8%で例年と同水準だった。
提供:労働新聞社
(2025年09月01日)