働き方・調査報告書/首都圏より「退屈状態」めだつ 若手に裁量拡大を
九州経済産業局(星野光明局長)は、九州地方または首都圏に在住する20~39歳の就業者に行った、働き方に関する調査報告書を取りまとめた。自身のスキルに対して物足りない水準の業務に従事している「退屈状態」の割合が、福岡県は8.2%、福岡県を除く九州では9.2%だった。いずれも首都圏(5.2%)を上回る。企業は従業員に、まずは小さな決裁権限を与え、段階的に裁量を拡大することで、意欲を高められるとした。同経産局では今年度、有識者会議を立ち上げ、調査結果を踏まえた施策検討を図っていく。
提供:労働新聞社
(2025年04月14日)