月216時間の違法残業 医療法人に局長指導――大阪労働局
大阪労働局(志村幸久局長)は、複数の事業場で違法な長時間労働を行わせていたとして、医療法人徳洲会(大阪府大阪市)に対して局長による指導を行った。本部およびすべての傘下事業場を点検し、全社的な改善措置を講じるよう求めている。違法な長時間労働に従事していた労働者の大半は医師で、最長の者で月216時間に及んでいる。同法人本部を管轄する天満労働基準監督署が以前に指導していたが、その後の立入り調査で改善がみられなかったとした。
提供:労働新聞社
(2025年04月07日)