建設業・労務費基準作成へWG設立 職種別で金額を設定――国交省

 国土交通省は、改正建設業法に基づき、下請の技能者まで適正な賃金が行きわたることを目的とした「労務費の基準」の作成に向けて、ワーキンググループ(WG)を立ち上げた。職種別に単位施工量当たりの金額を検討していく。職種別の人件費を労務費の基準として設定した後は、それに基づく見積り作成と書面での契約締結を業界全体で慣行としていくことをめざす。履行確保に向けた取組みとして、「建設Gメン」が請負契約に関する実地調査や指導・監督を行う見込み。

 

提供:労働新聞社

(2024年09月24日)

 

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