外国人技能実習・受入先8割に法違反発覚 安全面の不備めだつ――静岡労働局

 静岡労働局(笹正光局長)は、外国人技能実習生が在籍する事業場を対象に令和4年に実施した監督指導結果を公表した。279事業場のうち、80.6%に当たる225事業場で労働基準関係法令違反が発覚した。最も多くみられたのが「使用する機械等の安全基準」に関するもので、違反率は33.0%に上った。管内では近年、外国人労働者の休業災害が増加傾向にあることも踏まえ、来年度は安全衛生関係の監督指導を強める方針だ。

 

提供:労働新聞社

(2024年02月19日)

 

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