空港地上支援業務に新団体 カスハラ対策へ注力――空港グランドハンドリング協会

乗客の搭乗手続きなどの旅客サービス、航空機の誘導や貨物の積卸しなど、空港で地上支援業務を行う「グランドハンドリング(空港業務)」の事業者50社は、「空港グランドハンドリング協会(小山田亜希子会長=ANAエアサポートサービス(株))」を設立した。持続的な業界の発展に向けて人材確保・定着をめざし、旅客サービスでのカスタマーハラスメント対策に取り組む。会員全社で基礎を学び、カスハラか否かの判断基準を共有し、発注者に当たる日本航空(株)や全日本空輸(株)を会員とする定期航空協会と意見交換を行う。航空機の誘導業務に関しては、現在は航空会社がそれぞれ独自の資格を設定しているため、資格の統一に向けて働き掛けていく。

 

提供:労働新聞社

(2023年9月11日)

 

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