持続可能な建設業検討会・価格決定の構造転換提案 適正な賃金水準示す――国交省

国土交通省は、建設業を将来にわたって持続可能なものとするための環境整備に向けた検討会で、労務費を基礎とした価格決定構造への転換を提案した。技能者の就業履歴を蓄積する建設技能キャリアアップシステム(CCUS)に基づいて技能のレベル別に適正な賃金水準を明示し、建設業者が技能者に対して十分な賃金の支払いが可能となる労務費を確保できるようにする。労務費を基礎に材料費や外注費などを積み上げて契約金額を決定し、労務費が削られない構造を示した。

 

提供:労働新聞社

(2023年1月23日)

 

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