労働関連NEWS
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労災保険メリット制/報復行為の有無実態把握へ 労働者側が要望し――労政審労災部会
労働政策審議会労災保険部会は12月4日、労働災害の発生状況に応じて事業場ごとの保険料率を増減させるメリット制について議論した。事務局が論点として、事業主による被災労働者への報復行為や不利益取扱いが発生しているか実態を把握し、その結果に基づいて制度のあり方など必要な検討を進めることを提案した。これま...
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退職金の一部不支給は有効 出張旅費不正受給で――東京地裁
大手旅行会社で働いていた労働者が、退職金の一部である計1200万円の不支給処分を不服として会社と会社の企業年金基金を訴えた裁判で、東京地方裁判所(木地寿恵裁判官)は不支給を有効と判断した。6年以上の長期間にわたる出張旅費など計46万円の常習的な不正受給は、勤続の功を抹消・減殺する行為と言わざるを得...
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賃金台帳の虚偽記載で送検 労働時間を過少に――大淀労基署
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10月有効求人倍率/省人化や最賃準備が影響 8県で1.08倍に――九州・沖縄8労働局
- 家族手当、住宅手当など/6つの待遇を新たに記載 同一賃金指針案で――厚労省
- 通勤手当・非課税限度額を引き上げ 4月1日以後が対象――国税庁
- フリー法違反/ハラスメント対策が突出 「抜け落ち」顕著に――東京労働局
- ベア1.2万円以上要求へ 闘争方針案を示す――金属労協
- 悪質行為への対処方針周知 カスハラ抑止狙う――厚労省・指針素
- 80周年記念しあり方を議論
労働関連COLUMN
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~最旬!労働情報コラム~ vol,107
カスハラ防止等措置義務の施行予定時期及び指針素案の公表
本年6月の本コラムで、労働施策総合推進法等の改正法の成立を取り上げました。同法の改正内容のうち、カスタマーハラスメント関係、すなわち、事業主への防止等措置義務化及びそれに関する指針の制定や、国・事業主・労働者・顧客等の責務の制定については、公布日(本年6月11日)から起算して1年6月以内の政令で定...
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~最旬!労働情報コラム~ vol,106
労働基準関係法制の改正に向けた議論の状況
労働基準関係法制の抜本的見直しに向けた議論が現在進展していることは、報道等でご存じの方も多いと思います。当コラムでは以前、厚生労働省(労働基準局)に「労働基準関係法制研究会」が設置され、昨年(2024年)1月以降、研究会が開催されていることをお伝えしました(昨年5月のコラム)。 ...
- ~最旬!労働情報コラム~ vol,105労働政策審議会 雇用環境・均等分科会の動き
- ~最旬!労働情報コラム~ vol,104キャリア形成と育児等の両立を阻害する要因に関する調査結果の公表
- ~最旬!労働情報コラム~ vol,103令和6年度「過労死等の労災補償状況」の公表
- ~最旬!労働情報コラム~ vol,102労働施策総合推進法等改正の成立-カスハラ・就活セクハラ対策ほか
- ~最旬!労働情報コラム~ vol,101労働安全衛生法の改正-個人事業者の安全衛生対策、ストレスチェック義務化など
- ~最旬!労働情報コラム~ vol,100熱中症予防対策の強化-労働安全衛生規則の改正
- ~最旬!労働情報コラム~ vol,99公益通報者保護法改正の動向
- ~最旬!労働情報コラム~ vol,982025年4月からの改正対応-要介護状態の判断基準、継続雇用制度について