内閣府はこのほど開いた経済財政諮問会議で、アベノミクスのこれまでの成果を明らかにし、賃金・一時金の引上げについて過去10年で最高の水準に到達したと強調した。2014年労使交渉における現在までの賃金引上げ率は、連合集計(規模計)で2.18%(前年同期1.77%)、経団連集計(大手企業)で2.39%(同1.88%)と、2%を大きく上回る成果が出ている。安倍総理は「大企業から中小企業に至るまで賃上げの嵐が吹き始めた」との手応えを打ち明けた。 提供:労働新聞社 (2014年5月7日 更新)