危険・有害性化学物質/文書交付を怠り送検 臨時的な作業発生で――名古屋北労基署
愛知・名古屋北労働基準監督署(橋本亨署長)は、工場内での作業を請け負う協力会社へ、取り扱う化学物質の危険・有害性を示す安全データシート(SDS)などの文書を交付しなかったとして、王子製紙(株)(東京都中央区)など1法人2人を労働安全衛生法第31条の2(注文者の講ずべき措置)違反の疑いで名古屋地検に書類送検した。協力会社の労働者4人が、酸化カルシウム(生石灰)を運び出す作業中に熱傷を負っている。通常は別の会社が運搬作業を請け負っていたが、当日は手配ができず、協力会社が臨時的に従事していた。
提供:労働新聞社
(2026年03月16日)