スポットワーク・休業手当で相談めだつ 業界団体の運用受け――神奈川労働局
神奈川労働局(児屋野文男局長)は、スポットワーク協会が示した適切な労務管理に関する“業界ルール”の運用が始まった9月以降、業界ルールに関する相談が増えていると明らかにした。ルールは労働契約の成立時期や解約可能事由について整理したもの。利用企業はルールに則っている一方、スポットワーカーからは、休業手当や解約に関する相談がめだってきている。スポットワークの需要が高まる年末年始にかけて、管内に集積する運送業などを中心にトラブルが増加するのではないかと懸念を示す。
提供:労働新聞社
(2025年12月22日)