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研究会

「関西」労働法学研究会ご案内〈関西地区〉

開催日
2005年6月2日(木)14:00-17:00

関西地区例会 2部構成 14:00ー17:00

講師紹介

阪口 克己

武田薬品工業株式会社 人事部シニアマネジャー (制度企画)

原野 早知子

大阪法律事務所 弁護士

開催内容

最新労働事情解説 14:00ー15: 30

市場価値で決定する、 職務ランク別 単一年棒/講師:阪口 克己 氏

ー人材の育成・ 確保を中心とした成果主義賃金制度の先端事例ー

景気動向が不透明な中で、各企業における成果主義への取り組みは、問題点を改善しつつ新たな進展を見せています。武田薬品工業では、 職務の重要度で給与を決まる「職務給」を徹底し、管理職は職務のランク別に市場価値で決まる単一の年俸制となり、組合員も年齢給や定昇、 扶養手当が廃止され範囲職務給に一本化しています。

今回は、成果主義賃金の徹底によって優秀な人材の育成と確保を図る制度改革について、 武田薬品工業株式会社人事部シニアマネージャーの阪口克己氏に制度概要、導入の背景、運用の留意点、 今後の展望とあるべき制度像等についてお話を伺います。

◆重要ポイント◆

1.「1ポスト1給与」管理職の職務給は職務等級が上がらない限り不変、個人・部門業績の反映は賞与で行なう。

2.幹部社員・組合員ともに時価評価を徹底し、昇格・降格から年功の要素を排除、賃金も変更。

【講 師】

 

最新労働判例解説 15:40ー17: 00

性別のみによる差別的取扱いは公序良俗違反/講師:原野 早知子 氏

ー 「住友金属工業事件(大阪地裁 平17.3.28判決)」ー

女性差別の労務政策による昇進・賃金等の処遇をめぐって争われた住友金属工業事件について、今年3月28日大阪地裁において、 男女差別を認め、会社側に約6300万円の損害賠償の支払を命ずる判決が出されました。判決は、男女間の著しい昇進・賃金格差と、就業規則・ 労働協約にもない、人事の内部資料「闇の人事制度」が男女間の格差を生み出していることを認定し、99年改正均等法以前の男女格差を含めて、 男女差別の存在を認めました。

第2部ではこの事件を手がけられた弁護士原野早知子氏に事案の概要、判決のポイントと意義、あるべき平等な処遇と企業に求められる姿勢、 今後の男女差別解消への展望についてお話を伺います。

◆重要ポイント◆

1.男女間格差を生み出したのは、就業規則・労働協約に規定のない「闇の人事制度」だった。

2.処遇の違いは「採用区分」によるという会社の主張は、緻密な証拠検討により否定された。

開催概要

会  期 2005年6月2日(木)14:00-17:00
会  場 大阪リバーサイドホテル 5階 B会議室
大阪市郡島区中野町5-12-30
TEL:06-6928-3251
※環状線 桜ノ宮駅下車 徒歩3分
参加費 会員様は何名様でも無料です。
注  意

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