開催一覧に戻る

第2603回「改正高年齢者雇用安定法の解説」

―希望者全員の65歳までの雇用義務付け、雇用確保義務の強化へ―

60歳で定年に達したのちも希望者全員を65歳まで雇用することを企業に義務づける改正高年齢者雇用安定法が8月29日の参院本会議で民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決、成立しました。   
今回の改正は平成25年4月以降、厚生年金の受給開始年齢が現在の60歳から65歳まで段階的に引き上げられることに伴う措置で、年金給付が始まるまでの無収入を防ぐことが目的とされております。
本法は数次の改正で、段階的な定年の引き上げ、継続雇用制度の導入などによる雇用確保の努力義務を課してきており、現行法では労使合意があれば、継続雇用対象者を選別する基準を設けることも認められ、その基準と選別について様々な問題もありましたが、本改正によりこの規定は削除されることとなり、雇用確保義務を強化することとなりました。施行日は平成25年4月1日となります。
そこで本例会ではこの問題に詳しい弁護士の三上先生を講師にお迎えし、改正された高年齢者雇用安定法の解説とこれからの企業実務への影響などを解説していただきます。ぜひご利用下さい。

【重要ポイント】 これからの高年齢者雇用のあり方、事業主が講ずべき高年齢者雇用確保措置の実施及び運用 他

※会場満席のため、受付を締切ました。同一内容にて追加開催(1月10日(木))を行います。

講師紹介

三上安雄

ひかり協同法律事務所 弁護士

中央大学法学部卒。
1999年弁護士登録(第一東京弁護士会所属)。
同年高井伸夫法律事務所勤務。
2004年ひかり協同法律事務所設立。

取扱分野:主として人事労務等の企業法務。著書:「労働契約法の実務」、「論点・争点現代労働法」(民事法研究会・共著)、「最高裁労働判例」2期3巻・4巻(日本経団連出版・共著)等。

開催概要

会  期 2012年11月20日(火)15:00-17:00
会  場 MAP【銀座】東京都中小企業会館 9階 講堂
東京都中央区銀座2-10-18
※東京メトロ有楽町線「銀座1丁目駅」11出口徒歩1分
参加費 法人会員様は5名様まで無料です。
非会員様ご参加の場合、お一人様12,600円(税抜き12,000円)となります。
注  意
  • お申し込みの際、ご提供いただく個人情報は厳重に管理し、ご同意なしに第三者に開示、提供いたしません。また、セミナー等のご案内や連絡、訪問等の営業活動に際して利用させていただきます。
  • 会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
  • 非会員様へは請求書を発行させていただきます。開催日前までのお支払をお願いいたします。
  • 参加費は下記口座にお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担下さい。
    みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
    口座名 株式会社労働開発研究会
  • 参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。

開催一覧に戻る