パソコンやスマートフォンを活用した業務効率化が進み、テレワークをはじめとする働き方の多様化が促進される一方で、企業の情報セキュリティー上のリスクは高まっています。従業員の情報リテラシー向上や、情報の取扱いに関するガイドライン等の整備、啓発活動などの取り組みが重要になっています。
　また従業員によるSNS利用等の情報発信に関するトラブル防止にも対策が求められています。従業員が投稿した発言や写真、動画等がもとで企業に対する炎上トラブルに発展し対応を余儀なくされた例もめずらしくありません。働き方の多様化や雇用の流動化も進み、仕事や職場に対する価値観も変化してきているという近年の状況もふまえ、SNS普及やIT化等に応じた管理体制の変化が必要になっています。
　さらに、従業員のSNS利用等により問題が発生した際の適切な処分、損害賠償や刑事告訴、再発防止策といった事後的対応についてもあらかじめ検討しておくことも必要です。
　そこで本例会では、SNSやITをめぐる新たな労務問題についての著書もありこの分野に詳しい企業側弁護士の小山先生を講師にお招きして解説していただきます。最新の動向もふまえて人事労務管理上の留意点等を具体的にお話しいただきますので、ご担当者の知識の確認やアップデートの機会にもおすすめです。
　人事労務部門や情報管理部門のご担当者をはじめご関心ある皆様は、ぜひこの機会にご受講ください。

【取り上げるポイント】
・企業が直面したトラブル実例
・従業員によるトラブルと企業責任
・トラブル発生時の対応（社内外における対応フロー等）
・従業員の懲戒処分
・再発防止策
・トラブル防止のための規程や書式の整備
等
（当日までの状況により内容は多少の変更の可能性もあります。あらかじめご了承ください）

※会場＆配信にて開催！
会場へのご参加も可能です。講師に直接ご質問できますのでぜひお越しください

※労働法学研究会員様：本例会は会報誌に掲載されません。何卒ご了承ください。
内容のご確認はオンデマンド配信でのご受講をお願いいたします。