オワハラ防止・採用担当の評価制度改善を 充足率に偏ると危険――就ハラ検討会・報告書

学識経験者やパワハラの名付け親である(株)クオレ・シー・キューブの岡田康子取締役会長などが参画する就活ハラスメント検討会(座長・廣川進法政大学教授)は、企業の就ハラ対策に関する報告書をまとめた。就活終われハラスメント防止のため、採用担当者の評価制度の見直しを提言している。評価が充足率や内定辞退の人数などに偏ると、担当者のプレッシャーが高まり、オワハラにつながりやすいと指摘。応募者増や辞退理由のヒアリングなど、採用に必要なプロセスを評価に盛り込むべきとした。

 

提供:労働新聞社

(2023年11月13日)

 

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