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第2598回「心理的負荷に関する評価基準等の見直しが企業に与える影響と対応」

―増え続ける精神障害による労災申請から考える企業の実務対策とは―

厚生労働省が6月15日に発表しました平成23年度「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」まとめによれば、精神障害の労災請求件数は3年連続で過去最高を更新しました。
長時間労働や仕事上のストレス、職場での嫌がらせによる精神障害を理由とした労災の請求は2011年度で1272件あり、自殺(未遂を含む)による請求は過去最多の202件となっています。
その中でも、支給件数の4割以上を占める精神障害の労災認定については、昨年12月26日から、認定審査の迅速化を目指して導入された新しい基準が使われていますが、従来にない考え方が盛り込まれており、この新基準が認定実務を通じて企業にどのような影響を及ぼすかは不透明です。
今回はこの問題にも豊富な事例をお持ちで経営法曹会議所属の峰弁護士を講師にお迎えし、精神障害による労災認定の増加と新たな認定基準の導入が企業に及ぼす影響についてお話しいただきます。企業の担当者は現下の状況をどのように捉えて今後の対策を考えるべきか、使用者側の立場からご解説いただきます。ぜひご利用下さい。

【重要ポイント】 精神障害の労災認定基準の改定が企業に及ぼす影響と対応策、新認定基準で労務管理上注意すべきポイント 等

講師紹介

峰 隆之

第一協同法律事務所 弁護士/経営法曹会議幹事

東京都出身
東京大学法学部卒業
昭和62年 東京電力(株)に入社
平成元年 栃木支店在職中に司法試験合格
本店総務部勤務を経て、司法修習44期生となる
平成4年 弁護士登録し、現事務所に所属
平成12年4月 海事補佐人登録(登録番号 第1840号)
平成15、16年度 東京都労政事業評価委員会委員
平成16年 日本看護協会看護賠償責任保険制度検討委員会委員
平成16年 日本経団連 第95回労働法フォーラム(初日)研究報告発表者
平成18年~ 第一東京弁護士会 労働法制員会 労働時間部会長

開催概要

会  期 2012年9月28日(金)15:00-17:00
会  場 MAP【秋葉原】東京都中小企業振興公社 秋葉原庁舎 3階 第一会議室
東京都千代田区神田佐久間町1-9
※JR線秋葉原駅 中央改札口より右方向 徒歩1分
参加費 法人会員様は5名様まで無料です。
非会員様ご参加の場合、お一人様12,600円(税抜き12,000円)となります。
注  意
  • お申し込みの際、ご提供いただく個人情報は厳重に管理し、ご同意なしに第三者に開示、提供いたしません。また、セミナー等のご案内や連絡、訪問等の営業活動に際して利用させていただきます。
  • 会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
  • 非会員様へは請求書を発行させていただきます。開催日前までのお支払をお願いいたします。
  • 参加費は下記口座にお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担下さい。
    みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
    口座名 株式会社労働開発研究会
  • 参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。

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