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会場

第2642回「うつ病最前線 うつ病における客観的診断とこれからの治療法とは」

―うつ病診断の新検査方法とメンタルヘルス対策への活用の可能性、等―

今では誰でも知っている心の病ですが、いわゆる普通のケガなどと異なり客観的な判断ができないこともあって、その診断方法は、患者の訴えと医者の主観によるところが大きいものでした。一方、近年増え続けるメンタル疾患の労働者に対し、所詮は心の問題、根性不足といった偏見があるのが事実で、企業はどう対応していくか未だに難しい問題です。主治医の治癒の判断をどのように受け止めるかについては、確証が得られず苦労されている人事担当者も多いことかと思います。
そこで近年、最後の砦であった精神医学でも研究が続けられ、診断や治療に客観的な結果の出る測定機器が用いられるようになってきております。実際に数値や画像などで「病気である」という判断が得られることで、病気に対し真剣に取り組まなければならないという動機にもつながることもあり、また客観的判断の助けや、詐病を見抜いたり、うつ病と躁うつ病との判別ができ、正しい対応・治療につなげられるのではとも期待されています。
今回は、心療内科を専門とし活動されている中川先生をお招きし、最新検査法をはじめとしたうつ病の診断方法や治療方法、企業での対策への活用方法等についてご解説いただきます。ぜひご利用ください。

【重要ポイント】ストレスの正体とうつ病、新たな検査法とメンタルヘルス対策への活用の可能性、病気が疑われる者に受診や治療を促すため必要な対応とは 等

講師紹介

中川 晶

大阪産業大学 教授/なかがわ中之島クリニック 院長

1952年京都の生まれ。
1977年大阪府立大学農芸化学科を卒業。同年大学院に進学。
1985年奈良県立医科大学卒業。
卒業後は大阪赤十字病院内科研修を終えて、大阪大学精神医学教室入局、専門は心療内科。
1995年なかがわ中之島クリニック開設。
2003年より大阪産業大学人間環境学部教授、精神科専門医、臨床心理士でもある。
2007年4月より9月末までロンドン大学キングズカレッジにて
Narrative Based Medicine(ナラティヴ・ベイスト・メディシン)の研究のため留学。
5年半にわたってサンケイ新聞のコラム(中川晶の生き方セラピー)を連載。
一般向け著書に以下のものがある。
「心理療法」1993.6朱鷺書房。「こころの癒し方」1995講談社。
「ココロの健康からだの医学 」1996.4フォーラム.A。
「やすらぎの見つかる心理学」1997.7PHP「心療内科医のメルヘンセラピー」2003.10講談社
「ムリせずラクに生きられる! 「嫌われるのが怖い! 」がなくなる本」2014.1.16大和出版など。
所属学会:日本保健医療行動科学会会長、日本心身医学会代議員、
日本心理臨床学会会員、日本精神神経学会会員など。

開催概要

会  期 2014年3月18日(火)15:00-17:00
会  場 MAP東京都新宿区高田馬場1-31-18 高田馬場センタービル 3F
※JR山手線・西武新宿線「高田馬場駅(戸山口)」より徒歩約3分
※東京メトロ東西線「高田馬場駅(3番出口)」より徒歩約5分
※東京メトロ副都心線「西早稲田駅(2番出口)」より徒歩約6分
参加費 法人会員様は5名様まで無料です。
非会員様ご参加の場合、お一人様12,600円(税抜き12,000円)となります。
注  意
  • お申し込みの際、ご提供いただく個人情報は厳重に管理し、ご同意なしに第三者に開示、提供いたしません。また、セミナー等のご案内や連絡、訪問等の営業活動に際して利用させていただきます。
  • 会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
  • 非会員様へは請求書を発行させていただきます。開催日前までのお支払をお願いいたします。
  • 参加費は下記口座にお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担下さい。
    みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
    口座名 株式会社労働開発研究会
  • 参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。

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