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第2367回「自然経過を超えた発症に業務起因性を肯定」

最新労働判例解説
自然経過を超えた発症に業務起因性を肯定
―立川労基署長(東京港運送)事件 (東京高裁平16.12.16)―

この事件は、夏の午後、冷凍冷蔵庫のコンテナ内で荷卸ろし作業中に急性心筋梗塞で運転手が死亡したことについて、 業務と死亡原因の疾病の間の相当因果関係の有無と、それに基づく業務起因性が争われた事案でした。東京高裁は、 基礎疾患の自然の経過を超えて虚血性心疾患が発症したと認められる場合は業務に内在する危険が現実化したものとして見ることが出来るとして業務起因性を肯定する判断を示しました。
最近増加している心臓疾患に対する業務起因性の判断として注目すべき判決であり、実務上への今後の影響も大きいと思われます。 今回はこの事案を担当された弁護士の小林克信先生をお迎えし、事案の概要と判決のポイント、 実務上に置ける今後の課題等についてお話を伺います。

【重要ポイント】
1.業務起因性を肯定する為には、業務と死亡原因の疾病との関係に、業務に内在し随伴する危険が現実化したものと認められる関係、 すなわち相当因果関係が必要である。
2.死亡当日の過重業務の負荷で冠動脈硬化の自然経過を超えて急性心筋梗塞を発症したとして業務起因性を肯定。

講師紹介

小林 克信

弁護士 三多摩法律事務所

開催概要

会  期 2005年9月9日(金)15:00-17:00
会  場 MAP日本教育会館 8F 第806会議室
東京都千代田区一ツ橋2‐6‐2
TEL:03-3230-2831
※地下鉄都営新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅(A1出口)下車徒歩3分
※地下鉄都営三田線神保町駅(A1出口)下車徒歩5分
※東京メトロ東西線竹橋駅(北の丸公園側出口)下車徒歩5分
※東京メトロ東西線九段下駅(6番出口)下車徒歩7分
参加費 会員様は何名様でも無料です。
注  意
  • お申し込みの際、ご提供いただく個人情報は厳重に管理し、ご同意なしに第三者に開示、提供いたしません。また、セミナー等のご案内や連絡、訪問等の営業活動に際して利用させていただきます。
  • 会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
  • 非会員様へは請求書を発行させていただきます。開催日前までのお支払をお願いいたします。
  • 参加費は下記口座にお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担下さい。
    みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
    口座名 株式会社労働開発研究会
  • 参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。

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