非常勤に未払い賃金支給へ 名古屋市立中、労基が勧告

 名古屋市立中の非常勤講師が残業代の支払いを求めていた問題で、名古屋市教育委員会が講師5人に計130万円の未払い賃金を支払うことが16日、市教委への取材で分かった。今年2~3月、市内3カ所の労働基準監督署が勤務先の各校と市教委に「労働条件の明示や時間の実態把握がなされていない」として是正勧告していた。
 講師4人は昨年11月、授業の準備やテスト採点などで契約時間を超えて働いているのに残業分の給与が支払われていないとして各労基署に申告。市教委は労基署の勧告を受け、他に学校に申し出た1人を加えて実際の労働時間を調査し、残業があったことを認めた。
 各校ではこれまで講師の勤務時間を記録しておらず、再発防止策として勤務実態を正確に把握するための確認簿を作成したという。
 市教委は「非常勤講師が所定時間内に勤務を終えることができるよう、市立学校全校の校長に指導した」としている。

 

提供:共同通信社

(2020年11月16日)

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