スト権立て「3千円以上」要求――電機連合18春闘

 電機連合(野中孝泰中央執行委員長)は1月25・26の2日間、横浜市で開いた第104回中央委員会で、開発設計職・基幹労働者(30歳)の月例賃金を「3千円以上」改善するよう求める18春闘方針を決定した。スト権を立て、大手13社の労組が同一金額を要求し、同一時期に、同一回答の引出しを狙う統一闘争を展開する。自動車等他の金属産業と差が開いた高卒初任給も、人材確保などの観点から戦略的に引き上げる。昨春闘まで4年連続賃金を改善した経営側がさらなる上積みに応えるか、注目される。

 

提供:労働新聞社

(2018年2月5日 更新)

 

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